病気

治せる病気ってのは、神さまからの宿題なんかねぇ。

梅雨

湿っぽく長く続く雨は、体を眠りに誘う。気だるい繭の中に閉じ込められたような夢の続きへ。

生命力

夏の野菜ほど生命力がある生き物はいない。毎日ぐんぐん成長して、バンバン実を結んで、秋にはカスカスになって枯れてゆく。まるで花火だ。

MJ

ついに本当のスターになっちゃったなぁ…。

音楽と色気

楽器が鳴ると気配が変わる。突如訪れる情熱の世界。奪われる、体も心も。ときめいていく、この魂も。

占い

科学の合理性とは真逆の次元から世界の見方を示すもの。 人間と世界の垣根は再び曖昧模糊になるのだろうか。

ありのまま!?

ありのままの自分をさらけ出したから、といって、ありのまま受け入れられるかわからないし、ありのままだから一番いいとも限らない。 ありのままって、なんか不便。

何はともあれ

ぎこちなくても、その場しのぎでも、笑顔があるとなんかホッとする。

意外に

考え事をしているときって、じっとしていないもんだなあ。鼻をこすったり、体をゆすったり、必要以上にお茶を飲んだりしてさ。 ロダンさん、考える人って意外に賑やかよ。

身勝手

痴漢はにわかストーカー。 勝手に恋して、勝手に触る。 外道がっ!

見ることで

死を眼前で見ると、生きたくなる。まだまだ死ねないと心が騒ぐ。

共感

きみが感じてる痛みを分かち合うことができない。肉体は壁。見守ることが私の全て。

芸能、太鼓の場合

重厚でいながら柏手のような破裂音を含んだあの響き。神との対話の道具であると同時に、生身の人間に揺さぶりをかける。言外のコミュニケーションが形を持って立ち現れるのはこの時だ。

悼む

供養は、死者と永遠に別れる生者の絶望的な悲しみを慰めるための儀式。 整理がつかないものは時間が供養する。悼みは優しさなのだ。

子供の手を見て

小さな手だけど、大きな未来を握りしめているんだね。 うらやましいなぁ。

万華鏡

万華鏡を覗くと、ものの見方はクルクル変わる。だけど私は万華鏡。思ったほどには変われないの。

自信

根拠がないのに湧き出るときは、なぜだか周囲に後押しされて、ずんずん前へ進んでいける。 道が開けるって、こんな時かな。

傲慢

波に乗っていると現れるもう一人の自分。 飲まれたら負けよ。飲み込んじまえ。

天伝

行き詰まった時の苦しさは、他のやり方に変えてみたら?というまだ見ぬ自分からのメッセージ。

近視眼

遠くのものを見なくなると近視になってしまう。 なぜ見なくなるのだろう。 自分と無縁の世界に関心がなくなるから。 慣れた場所を離れるのが怖いから。

ダダダンス

音楽を聴くと体を動かしたくなる。 体を動かすともっとノリたくなる。 ダンスは狂気。人間の腹と繋がる紅色の導火線。

ドライアイ

感動する感度が鈍ったあの頃から始まる病。

視力

どうせもう見えないからと諦めた途端に急降下。 思いは体の管制塔だ。

苦痛

子供は痛い思いをたくさんして大人になる。

リベンジ

断続もまた継続なり。

深呼吸する言葉

小説のワンフレーズに共感しつつふと思う。これは人間としての経験値が上がったからなのか、はたまたステレオタイプに染まっただけなのか。どちらなのだろう。

深呼吸する言葉

イヤイヤはしるし。きみが大きくなったあかし。

深呼吸する言葉

子供は病気をしながら成長する。 親は子供を看病しながら成長の本質を悟る。 荒々しくも伸びやかな命の先端を。

深呼吸する言葉

子供の成長に合わせて、ズボンの裾上げ、破れの繕い、布団カバー制作…。 うんざりするほどミシンに向かう毎日も、今だけ今だけ。きっといつかは貴重な思い出。

深呼吸する言葉

風邪には、気合いだ!