2009-01-01から1年間の記事一覧
治せる病気ってのは、神さまからの宿題なんかねぇ。
湿っぽく長く続く雨は、体を眠りに誘う。気だるい繭の中に閉じ込められたような夢の続きへ。
夏の野菜ほど生命力がある生き物はいない。毎日ぐんぐん成長して、バンバン実を結んで、秋にはカスカスになって枯れてゆく。まるで花火だ。
ついに本当のスターになっちゃったなぁ…。
楽器が鳴ると気配が変わる。突如訪れる情熱の世界。奪われる、体も心も。ときめいていく、この魂も。
科学の合理性とは真逆の次元から世界の見方を示すもの。 人間と世界の垣根は再び曖昧模糊になるのだろうか。
ありのままの自分をさらけ出したから、といって、ありのまま受け入れられるかわからないし、ありのままだから一番いいとも限らない。 ありのままって、なんか不便。
ぎこちなくても、その場しのぎでも、笑顔があるとなんかホッとする。
考え事をしているときって、じっとしていないもんだなあ。鼻をこすったり、体をゆすったり、必要以上にお茶を飲んだりしてさ。 ロダンさん、考える人って意外に賑やかよ。
痴漢はにわかストーカー。 勝手に恋して、勝手に触る。 外道がっ!
死を眼前で見ると、生きたくなる。まだまだ死ねないと心が騒ぐ。
きみが感じてる痛みを分かち合うことができない。肉体は壁。見守ることが私の全て。
重厚でいながら柏手のような破裂音を含んだあの響き。神との対話の道具であると同時に、生身の人間に揺さぶりをかける。言外のコミュニケーションが形を持って立ち現れるのはこの時だ。
供養は、死者と永遠に別れる生者の絶望的な悲しみを慰めるための儀式。 整理がつかないものは時間が供養する。悼みは優しさなのだ。
小さな手だけど、大きな未来を握りしめているんだね。 うらやましいなぁ。
万華鏡を覗くと、ものの見方はクルクル変わる。だけど私は万華鏡。思ったほどには変われないの。
根拠がないのに湧き出るときは、なぜだか周囲に後押しされて、ずんずん前へ進んでいける。 道が開けるって、こんな時かな。
波に乗っていると現れるもう一人の自分。 飲まれたら負けよ。飲み込んじまえ。
行き詰まった時の苦しさは、他のやり方に変えてみたら?というまだ見ぬ自分からのメッセージ。
遠くのものを見なくなると近視になってしまう。 なぜ見なくなるのだろう。 自分と無縁の世界に関心がなくなるから。 慣れた場所を離れるのが怖いから。
音楽を聴くと体を動かしたくなる。 体を動かすともっとノリたくなる。 ダンスは狂気。人間の腹と繋がる紅色の導火線。
感動する感度が鈍ったあの頃から始まる病。
どうせもう見えないからと諦めた途端に急降下。 思いは体の管制塔だ。
子供は痛い思いをたくさんして大人になる。
断続もまた継続なり。
小説のワンフレーズに共感しつつふと思う。これは人間としての経験値が上がったからなのか、はたまたステレオタイプに染まっただけなのか。どちらなのだろう。
イヤイヤはしるし。きみが大きくなったあかし。